完全無人航行船 実証試験

今回、ダムを所有する企業より年に一度実施しているダムの深浅測量業務を完全無人化出来ないかとのお声を頂き、当社にて保有しているラジコンボートにて完全無人航行の実証実験を行いました。

 今回の試みはダムにラジコンボートが投入されている状態と仮定し、決められたルートを航行、決められた場所に戻れるか、遠隔地より実施出来るかを確認する事が目的です。

 このような運用が構築されれば、タイミングを選ばず深浅測量を実施する事が可能となり、大雨や台風直後の堆砂量を直ちに把握出来るなど、浚渫計画の早期策定に寄与できるもとのと考えられます。

 実運用に持って行けるよう、今回の実証結果をお客様と協議して行きます。

【自動航行の様子】

画像:自動航行中のPC画面

(オレンジの航路に沿ってボートが進みます)

動画:自動航行中のボート